アシダカグモ　その後

家にアシダカグモが現れてから数週間が経ちました。

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家に蜘蛛が出たーーー！！！

蜘蛛との共存。果たして可能なのか？

答えは、ＹＥＳイエス！

ただアシダカグモは、そこらにいる蜘蛛とは違います！

とってもいいコです。

今日は、アシダカグモとの共存について書きたいと思います。

9月3日　アシダカグモ現る！

ソイツは、ある日突然現れた。

深夜も１時を過ぎ、「もうそろそろ寝よう」と洗面所へ行ったら、足が長く体の大きな蜘蛛が、壁伝いに歩いてこっちに向かってきているのに遭遇。

見た瞬間、体が凍り付き！

「えっΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ」

静かに後ずさり・・・

洗面所のドアを閉め、部屋の入口のドアも閉め、茫然自失ぼうぜんじしつ・・・

熟考中

「今の、なに？」

「あんな大きな蜘蛛・・」

「え・・・どこから？」

「排水口？」

「まさか・・・」

頭の中にいろんな考えが交錯こうさくしている最中さいちゅう

まさかの

(ﾟдﾟ)！

どんな状況でもトイレには行きたくなる

！！トイレ！！

~~~我慢できない~~~

意を決して

そろ～りと部屋のドアを開け

「良かった。いない」

洗面所のドアも静かに開け

「よしっ、いない」

そしてさらに

トイレのドアを開けると

そこに

(@￣□￣@;)！！

ヤツがいた！！！

トイレのドアを開けた瞬間、

ヤツは体をビクッて。

これがアシダカグモとの ”Ｓｅｃｏｎｄセカンド　Ｉｍｐａｃｔインパクト”（二度目の衝撃）

この時は、ただ「怖かった」

でも、アシダカグモ側からすれば、「わたし」に見つかって ”ビクッ” ってするぐらい「怖かった」のよね。

ごめんね。追い出そうとして。

ごめんね。部屋に入ってくるのを阻止して。

ごめんね。雑誌でパンパンって叩いて。

ごめんね。アシダカグモくんは、ただ「ごはん」を探していただけなのにね。

9月7日　アシダカグモ　再び現る

９月７日の夜、パソコンで作業していました。

部屋のドアは、しっかり閉めずに少しだけ開けてあるのですが、その隙間からヤツが侵入してきました。

私には気にも留めずに、床を歩き、壁に上のぼり、壁を歩いていました。

なんたるマイペース！

見てると

「あれ？なんかベランダの方へ歩いてる」

やったぁ。チャンス！

窓から外へ出て行ってもらおう

ベランダの窓をそーっと開け

カーテンもそーっと開け

そしたら、ヤツ

そーっと窓から離れていきました。

カーテンを開けた時に、少し音を出してしまい、おそらくそれが原因。

ほんのちょっとの音なのに、臆病おくびょうというか、アシダカグモってスゴク繊細せんさい。

しょーがないから、カーテンと窓を閉めました。（追い出すの、諦あきらめよう）

ちょっと目を離した隙に

「もういない」

おそらく予想ですが、タンスと壁の間、数ミリくらいの隙間を空けてあるのですが、その隙間に入り込んだのかしら。

ま、いっか

放置

9月10日　朝９時ごろ

朝っ　

さ・わ・や・か～

そういえば、アイツ最近姿を見ないけど、どーしたんだろー

パソコンに座って、メールのチェックでもしよ

床の方に目をやったら

いたっ

角　端はしっこ

うそぉ

だって今、朝だし

アシダカグモって夜行性じゃないのぉ～

なんでっ、朝９時だよっ

（アンタは）寝る時間でしょっ

私も驚いたけど、ヤツも相当驚いてて

壁に上のぼり、壁伝いに逃げたかっただろうに・・・

足、滑すべらしてやんの。

見てた限り、２～３回は足滑すべらしてた。。

挙あげ句く、壁には上のぼれなくて

なにをトチ狂ったのか、私に向かってきたーーー

椅子に座っていたので、急いで足を上げてアシダカグモを逃がしてあげて

すぐに振り向いたけど、アイツはもういなかった。

ベッドの下にでも入り込んだのかしら。

ともかく、アシダカグモを踏んづけなくて良かったー

(´▽｀) ホッ

これからはベッドから降りる時も気を付けよ。

朝も床を徘徊はいかいしているかもしれないし。

ベッドから降りた時に、たまたま歩いていて「べしゃっ」と潰つぶしちゃったら目も当てられない。

9月20日　最期のあいさつ

12:30頃

玄関のたたき　まん中ぐらいにヤツがいた。

おっかしいな。朝、玄関を見た時には、いなかったのに。

どっから現れたんだろ。

それに、何か様子が違う？

前に見た時より小さくなってる？

全体的に干ひからびて、しぼんだような・・・

見た目が「怖い」という感じではなく、なんか弱弱しい？

心なしか、まっすぐに私を見ているような。

お昼ご飯の支度中したくちゅうだった為、気にせず昼食作り♪

13:00頃

再び、「たたき」に目をやったら、いなくなっていて

探したら、玄関の隅すみに移動していました。

ああ、良かった。（し）んじゃったのかと思っちゃった。

14：00頃

ふと、思いつく。

ずいぶん弱っていたし、今玄関にいるなら、「逃がしてあげよう」

音に敏感だから、わざと音を出してドアの方へ誘導して外へ逃がそう

傘で「たたき」をコツンコツン

反応がない

「ん？」

試しにアシダカグモくんを「ちょんちょん」って触ってみた（傘で）

ピクピクって動いた

生きてはいるけど、もう自力じりきで動くことは出来なさそう。

なんでこうなった？

食べちゃいけないもの、誤あやまって食べちゃったとか？

たとえば、「コバエがホイホイ」を数か所に置いているけど、コバエがホイホイの薬剤を食べたハエを捕食した？

アシダカグモは、エサが無くなったら勝手に外に出ていくか、冬の間はどこかに潜んでいて人間の前には現れないものだと思っていたけど。

自分（アシダカくん）が弱った姿を私に見せにくるなんて。

まさか、とは思うけど、「最期さいごのあいさつに来た？」

まさかね

夕方ごろ　永眠

アシダカくん　永眠

短かったなー。

アシダカグモが現れてからお亡くなりになるまで、

１ヶ月も経っていない。

アシダカグモの一生って、こんなに短いのですね。

なぜ、お亡くなりになる当日に私の前に現れたのか？

すっかり弱っている、「その姿を私に見せるために」現れたの？

疑問です。

たまたま偶然なのか、それとも・・・

ただ一つ言えることは

とってもいいコだということ。

わざわざ玄関の「たたき」の隅すみに移動して、息を引き取っているから。

弱っている体で移動するの、辛つらかっただろうな。

ちゃんと葬ほうむってあげるからね。

9月22日　埋葬

朝９:３０頃　近くの神社に到着。

参詣さんけい。

経津主大神ふつぬしのおおがみ様（神社の主祭神）にアシダカくんのことをお願いし

土に埋めました。

神様の下もとでなら、安心してゆっくり休めるよね。

安らかにお眠りください。

「追い出そう」とか

「パンパンって雑誌で叩いたり」だとか

ひどいことして、ごめんね。

最後も生きてるか、確認するために傘で「ちょんちょん」ってつついてごめんね。

経津主大神ふつぬしのおおがみ様、アシダカグモくんをよろしくお願いします。

埋葬後記

蚊に喰われたぁぁぁぁ

数十か所

蚊に刺されすぎーーー！！

🍀おわり🍀