黄斑前幕+硝子体+白内障=3つ同時手術です。時間は1時間くらい
- 白内障
- 硝子体
- 黄斑前幕
この順番で行う、と事前に説明を聞いています。
局所麻酔の為、会話は可能です。もし痛かったら、体を動かさずに声に出して教えてください。
注意事項も、事前に聞いています。
目は局所麻酔をしているので、動かないと思うけれど
1時間も体を動かさずにいられるか、自信がありません。
なので、この件も事前に確認しました。
手術中、寝てもいいですか?
寝ないで!!
※熟睡すると無意識に体が動いてしまうかもしれないから、寝るのはNGだそうです。
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前準備
手術前に右目(手術する方の目)の視力検査と血圧検査をしました。
何度も何度も目薬を点眼されました。
感染防止の目薬とか瞳孔を開く目薬など、何度も何度も点眼されました。(たぶん、5分間隔で)
待合室から移動する時、荷物を持って移動し、
手術室前のロッカーに荷物を入れ、椅子に座って待機。
この時、男性スタッフから手術用の帽子を手渡され、被りました。
それから、、、
たぶん、10分~15分くらい待機していた…と思います。
(周りに時計が無かった為、正確な時間は不明)
待機中も、目薬点眼。
目の周りに茶色い消毒薬も塗られました。
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手術開始
時間になり、ドアが開き、中へ。
中に入ると色のついたテープが床に貼ってあり、その前で静止。
名前をフルネームで。
それと、手術する目を言ってください。
○○ゆかり。右目
色のついたテープを跨ぐと、O医師と女性看護師が待ち構えています。
もう…ヤダ、この2人…
待ち構えてるし…
手術台に、2~3段くらいの『ちょっとした階段』が付いていて、自分で階段を上ります。
もう…ほんと!マジでヤダッ
我ながら
この期に及んで、往生際が悪い
最後の最後まで、ダダをこねまくります
手術台に寝かされ、、、というか、自分で寝ます。
顔にカバーを被せられ、右目だけが出ている状態で手術開始。
強い麻酔薬を目の奥に差します。
これが痛かった。が・ま・ん~~~
ここから先は、私の記憶です。
局所麻酔の為、意識はあります。
(意識はあるし、目も見えています。)
医師と看護師の会話もバッチリ聞こえています。
『覚えている限り』で、書いていきます。
(間違っている部分もあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。)
O医師
「3つの光を見て」
「眼内レンズ入れていきます」
「白内障のパターン、終わりました。」
「眼底 行きます」
「・・・漏れてる?」
看護師
「漏れてますか?」
後日、この件(『漏れてる』と会話していた件)を看護師に確認しました。
私は『目の硝子体か何かの液体が漏れたのかな』と気になっていたので聞いてみました。看護師は覚えていませんでしたが、「もしかしたら…」と話してくれました。
私の目とは関係なかったようです。
O医師
↓たぶん、膜を剥がしているターンだと思います。(推測)
「これなら・・・すぐに・・・剥けるかな」
「・・・よし!取れた!」
「うーん、剥がれた」
「あんまり取り過ぎると良くないっていうから」
「ほどほどで」
「・・・剥けた(むけた)」
「じゃあ、最終段階に入るから」
「あんまり痛かったら言ってください」
<なにか、いじってる>
「もうほんとにこれが最後」
<なにか、いじってる>
「よし。最後に目を洗って」
「傷口を塞いで終わりにしよう」
無事に終わったようです。
女性看護師が顔を覆っていたカバー(右目の部分が開いているカバー)を取り、
右目に眼帯をしてくれました。
上体を起こしたら、後ろから声がしました。
(網膜の)弱い部分を補強しておいたから。
振り返り、聞き返します。
弱い部分とは?
若干…ほんの少し、剥がれかかっているかな、程度の、
外来で目の検査をしたぐらいでは「わからない」ほど、端っこの部分が剥がれかかっていたようです。
手術中は目の端までよく見えるから発見できた程度の、『網膜裂孔に』なる前の状態
ほっとくと網膜裂孔になってしまう、ほんの端っこの部分が剥がれそうになっていたから直接補強した、とのこと。
手術台から降りた時、「ふらふら」しました。
かなり「ぐったり」していて、疲労感がハンパない・・・
イメージは、こんな感じ↓
それでも聞かずにはいられない。
好奇心>疲労感
どんなに「ぐったり」した状態でも、いつだって好奇心が勝つ!!
膜を見たい!
と言ったら
O医師
「膜は剥がれた瞬間『くしゅっ』となって膜の形状を成さなくなってしまう」とのこと。
そこで、動画で見せてくれました。
最初に厚い膜を剥がし、それから薄い膜を剥がしている所を動画で確認。
膜自体は薄いです。薄い中でも比較的厚い膜から剥がした・・という感じです。
動画では、3枚の膜を丁寧に剝がしているのを見せてもらいました。
かなり繊細な作業です。
「膜を剥がす時に黄斑の部分を傷つけられたら、どうなるんだろう。」とつい余計なコトを考えてしまいました。
医学的知見のない私には、わからないけど、
何はともあれ、
『センセ―、ありがとー』
かなり慎重に作業しなければならない、とっても繊細な作業。
果物の薄皮を剥がすのに似ていました。
それにしても、どんな要望にも応えるのね。この医師は。
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手術が終わって
前後の血圧の比較
手術前の血圧:128/90 「下」が高い。
※高血圧というほどではないが少し高い。「下」が90未満が正常らしい。
手術後、血圧を測ったら、「上」が「158」/「下」は覚えていない。
上 | 下 | |
---|---|---|
前 | 128 | 90 |
後 | 158 | ― |
術後はみんな、「血圧は高くなる」とのこと。
「180」行く人もいるそうです。
体が重い。重すぎて動きたくない・・・
1時間、
ただ、寝てただけなのに「ぐったり」
かなり疲れました。
・ロッカーの荷物を取りに行くのも
・室内のスリッパから(履いてきた)シューズに履き替えるのも
・荷物を持って待合室に移動するのも
・待合室の椅子に座るのさえ
ツラくキツかったです。
待合室に移動して、5分~10分くらい休憩してから会計。
疲労感・倦怠感が抜けない・・・
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帰り道~夜
何はともあれ、無事に終わりました!
右目は塞がれているけど(眼帯している為)
予定では、
『すべてうまくいった』
『今日、私、ものすごく頑張った!』(←実際、頑張ってくれたのは執刀医です)
だから、
絶対に
『自分へのご褒美をする!』予定でした。。。
♥おいしいもの、食べよー
♥ショッピングして、欲しいものがあったら高くても買っちゃお♡
とか、思っていましたが、
いざ、商業施設へ行こうとすると、
体が重い、だるい、倦怠感がヒド過ぎて・・・
ムリッ!!!
足を前に進めて歩くのも「やっと」の状態
何度も言いますが、
私は、ただ寝てただけ。
1時間、寝てただけなんです。
ダルすぎて、ツラすぎて
『ご褒美』を諦めて、まっすぐ帰ることにしました。
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帰り道で
右目に眼帯をしていて、左目だけでモノを見ているせいか
・階段の上り下りが、ちょっと怖い
・遠近感が・・・
眼科クリニックのある駅ではエスカレーターを使いました。
自宅の最寄り駅にはエスカレーターはありません。
エレベーターはありますが、階段とは距離があります。
この日は、体が重く、あまりにもかったるくて、エレベーターのところまで歩けませんでした。その為、階段の手すりにつかまりながら下りました。
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痛みについて
午前中に手術しました。
当日 20:00ぐらいまで目尻や目の右側が痛くなり、
20:00を過ぎたあたりから目の奥が痛くなりました。
※痛み止めを3粒処方されました。
―私の『おバカブログ』―
飲むタイミングが分からなくて、結局、痛み止めを飲んでいません。
・このくらいの痛みで飲んでいいのかな?
・もっと痛くなるかも。その時に飲んだ方がいいのでは…
などと思っているうちに飲むタイミングを失いました。。。
☆おバカです。
『痛み止め』が処方されているんです。
3粒も!
迷わず、飲むべきでした。( ;´v_v)ゞ反省
花粉症のような症状に
・目がゴロゴロする(傷口を縫合した為)
・目が痛い
・痒い
・くしゃみと鼻水に悩まされる(鼻水が止まりません)
・鼻が詰まって息ができなくて寝れない
鼻水が出る度に鼻をかむのですが、止まりません💧
右目は痛いし
頭はボーっとするし
体は重いし
何のやる気も出ないし
くしゃみは出るし
鼻水は止まらないし
ともかく
体調、さ・い・あ・く
その為、いつもより早く寝ることにしました。
が、
・・・・・寝れない
鼻水が出る度にベッドから出て鼻をかむ
それを何回も繰り返して
・・・・・寝れない
そのうち、鼻水は出なくなったものの
今度は、
鼻が詰まる
鼻が詰まって息ができなくて
苦しくて
・・・・・寝れない
目の奥は痛いし、
鼻は詰まってて息ができなくて
苦しくて
・・・・・寝れない
明日は、診察が入っているのにぃ
結局、寝不足のまま、眼科クリニックに行くことに
―次回―
手術翌日診察
🍀終わり🍀
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