※登場人物はすべて仮名です。
されたこと~セクハラとパワハラ~
私より1ヶ月遅く就業した方が10数名おります。
10数名は研修を終えて私たちの部署に配属され、左の隣の席に体格が良い、巨体の男性が着座しました。
―座席―
I(加害)―私(被害)―ヒロコさん(被害)
仮に名前をIとします。Iは白髪頭の高齢者です。
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セクハラ
1ヶ月だけとはいえ、私の方が少しだけ先輩なので
「親切にしなきゃ」とか、
「わからないことがあったら教えてあげよー」とか、
思っていて、
話しかけられたら、どんなことにも対応していました。
ところが、
初めは、肩をトントン
なにげなく ”トントン” してきたのだと思うけど
次は、私の腕を握ってきたり、肩に手を置いたまま離さなかったり
その次は、
いきなり胸に手を近づけてきた!
触ろうとした?
だんだんエスカレートしてきてる気がする
まだ胸には触られていないけど
この次は『絶対、触られる!』という恐怖と気持ち悪さで
Iを無視しました。
話しかけられても、挨拶されても全部無視!!
そうしたら・・・
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パワハラ~体に危害を加える行為~
同僚が、同じ立場の同僚を突き飛ばしたり、体に危害を加える行為もパワハラと呼ぶようです。
私に起こったこと~突き飛ばされました~
定時が近づいてきた頃、仕事で使う書類などをクラフトボックスにしまい、
クラフトボックスを書棚にしまおうと椅子から立ち上がり、1歩踏み出したら
ドン!と衝撃が。
その反動で机にぶつかり、バランスを崩して倒れ、尻もちをつきました。
一瞬、何が起こったか、理解できず
目を丸くしていたら
右隣の席の女性、ヒロコさんが
「大丈夫?」と声を掛けてくれて、尻もちをついたままの私の体を起こしてくれました。
どうやら、体当たりされたようです。
―当時の席―
(左隣)I―私―ヒロコさん(右隣)
ヒロコさんに起こったこと~既に被害を受けていた~
1回目<ロッカー室で>
Iとヒロコさんのロッカーは近いそうです。
Iが上のロッカー、ヒロコさんが下のロッカー
出勤時:仕事場は私物持ち込み禁止の為、貴重品やハンカチ・ティッシュ、ペットボトルなどはロッカーで透明のバッグに入れ替えます。
退勤時:透明のバッグから自分のバッグに私物を戻してから帰ります。
退勤時、ヒロコさんが透明のバッグから自分のバッグに私物を入れ替えていた時、ロッカーの扉が頭にぶつかったそうです。
Iが急いで帰ろうとしてロッカーの扉を勢い良く開けてしまい、その弾みで下のロッカーで荷物を入れ替えていたヒロコさんの頭にぶつかってしまったようです。
わざとじゃないから
と言い、さっさと帰ったそうです。
『ごめん』などの謝罪は一切なし。
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2回目
背中を両手で押されたそうです。
Iは巨体で体格がものすごくいいです。ヒロコさんはかなり痩せています。
巨体のIに背中を押されたものだから、ヒロコさんはバランスを崩し転んだそうです。
ヒロコさんは思わず、
またやりましたね
とグサリ
Iは何も言わず立ち去った、とのこと。
1回目は『わざと』じゃなかったとしても
2回目は確信犯的な行為に思える
1回目も2回目も謝罪は一切なし
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I(ハラスメント加害者)のウワサ
研修中の出来事です。
休憩時、講義内容について、あるグループが話し合いをしていた時
Iが突然グループの話し合いに割り込んできて、
あぁあ、ダメだダメだ。
あなたたち、なにもわかってない
そうじゃないんだよ
上から物を言う感じで話に割り込んできたそうです。
(Iは、ただの通りすがり。たまたま話しているのが聞こえてきて割り込んだだけ。)
グループの感想
・見下すような物言いで感じ悪い。
・自分たちが見下されているように感じた。
視力が悪い女性の証言
Iが挨拶をしたか、話しかけられたか、した時に、その女性は目が悪く気が付かなかったそうです。
そうしたら、
目が合ったのに無視したよね
と詰め寄り、巨体で近づいてきたそうです。
巨体を揺らしながら体ごと近づいてきたから恐怖・・だか、圧迫感・・だか、を感じたそう。
以来、Iに苦手意識があるそうです。
だからあんまり・・・
嫌いだし、苦手・・・
『巨体で近づいてきた時の態度が嫌だった』と言っていました。
※視力が悪い女性と私は同期です。ただ配属される為のテスト日に体調を崩し休んでしまった為、テストを受けられず、1ヶ月後に就業してきた方々と一緒に研修を受けることになってしまいました。
(この女性は、同じ内容の研修を2回受けたことになります。)
それ以外にも、言いがかりをつけられ辞めた女性もいます
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上役とHR(Human Resource)の対応
Sekiリーダー(派遣・同期・50代男性)の対応
まず最初に相談したのはSekiリーダーです。
Sekiリーダーは50代男性。私と同期。
(私はオペレーターとして応募。Sekiさんはリーダーとして応募)
セクハラの件を相談したら
○○さんの受け取り方の問題じゃない?
○○さんと同じ目に遭ってもセクハラと思わない女性もいるよね
だからといって、おじさんに触られたい女性は1人もいません!
Seki、何も言わず。返答はありませんでした。
長谷〇SVの対応(派遣・女性)
SVはリーダーのすぐ上の役職です。
Sekiさんがそんなこと言うわけない
Sekiさんはそんな態度しない
私は中立だから。中立の立場で
全然、中立ではありませんでした。Sekiさんの肩しか持ちませんでした。
Sanoエリアマネージャー(アデコの現場責任者という立ち位置。アデコ社員)の対応
エリアマネージャーはSVの上の役職。
Sanoエリアマネージャーに呼び出されました。
開口一番
ハラスメントは民事だよね。
民事って普通、裁判するよね。
Sanoエリアマネージャーは、裁判していないんだからハラスメントは無い、と言いたかったのか
頭来た!
では、裁判起こしましょうか?
いやいや、そんな話ではなくて
Sanoエリアマネージャー、なぜか急に慌てました。
そして、次に言った言葉が
Iさんには人権があるから。
!
被害を受けた私やヒロコさんよりも加害者の人権を優先させるのは、なぜ!?
それから話が変な方向へ。
言葉尻を捕らえて(言い損なった言葉に対して)、執拗に口撃してくる。
話を本題に戻そうとしたら、強い口調で攻めてくる。
いつの間にか、私が悪い感じになってる
話が変わり
社内からハラスメントを無くしたいと思ってる。
今回のことは置いといて、一般的な話として
どうしたらハラスメントを無くせると思うか
『今回のことは置いといて』って、どゆこと?
置いといちゃダメだよね。
(ハラスメントを無くしたいなら)まず、
今回のハラスメントに対して
ちゃんと対応しませんか?
一般的な話は後にして
Sanoエリアマネージャーは、なんか論点がズレてる
私、話を本題に戻そうとしてみたが、
どうしたらハラスメントを無くせると思うか
の一点張り。
同じ言葉を繰り返すのみ。
諦めて
相手に対する配慮があれば無くなるんじゃないですか
と一応答えました。
満足したのか、やっと本題に戻ってくれました。
Iに対して、何らかの対策をしていただけませんか?
と訴えましたが、証人や証拠は・・と言われた為
セクハラは証人はいませんが、
カメラを確認してもらえれば
社内には防犯の為、いくつものカメラ(360度全方位型)が設置されています。
突き飛ばされた件については証人(ヒロコさん)がいます
「証人がいます」と言ったら、凝視され、席を立ってしまいました。
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HR(Human Resource)・T梨の対応
HRの女性、T梨さんに聴取されました。
1回目の聴取
・ボディタッチされたこと
・胸を触られそうになったこと
・突き飛ばされたこと
全部、話しました。
じっくりと話を聞いてくれ、メモしていました。
メモしているように見えました。
これでIに対する、何らかの対応をしてくれるものと期待しました。
2回目、T梨さんに呼び出されました
どういう対策を取ってくれるのか、聞きました。
Iさんは加害者といえども
アデコとしては、辞めさせることはできません。
※正社員ではなく、派遣なのに契約終了にすることはできないのだそう。
厳重注意は、しています。
厳重注意だけではなく、Iを
・別グループに移動
あるいは
・別部署に異動
させてほしいと訴えましたが、聞き入れてもらえませんでした。
これは、私とヒロコさんの願いです。
ヒロコさんは『Iとはもう関わりたくない』と言っていました。
私も『関わりたくない』という気持ちは同じなのですが、
私の場合、Iに後ろに立たれただけで、体が固まってフリーズしてしまう・・・
Iさんには事情があります
!
加害者の事情って何💢
Iさんには人権があります。
!
加害者の人権?
なぜ、被害を受けた私やヒロコさんの人権よりも加害者であるIの人権を優先させるのだろう?
HR・T梨さんと話し合いを何回か重ねましたが
1度も私の人権については言われませんでした。
言われたのは、I(加害者側)の人権のみ、です。
・・・・・
私の人権は、無視ですか!?
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何の対策もされず。Iは厳重注意のみで「おとがめなし」
私もヒロコさんも訴えました。
特にヒロコさんは何度も何度も上役やHRに直談判するなどして、訴えました。
私が受けたセクハラについても親身になってくれて上役に強く強く言ってくれました。
ですが、
アデコ動かず。
私がマネージャーだった頃、ハラスメントは絶対に許さない!
※ヒロコさんは外国語対応で採用。前職は外資系企業でオフィスマネージャーを勤めていたそうです。
(オフィスマネージャーとは、課長~部長クラス、管理職・・のような位置づけ)
因みにIも私も一般オペレーターとして採用。
私たちの声は、上役やHRには届きませんでした。
ヒロコさんは業を煮やし、何の対策も取らないアデコに見切りをつけ、別の派遣会社の仕事を請け負い、去っていきました。
アデコが下した最終結論
セクハラはありません!
○○さんの受け取り方の問題です!触られそうになったけど、(胸を)触られてませんよね。触られてなければセクハラじゃありません。
!!
ボディタッチされてます!!
ボディタッチはセクハラです!!
何度も訴えました。
何度も何度も言葉を重ねて強く訴えました。
そうしたらT梨は
至らぬところがあり申し訳ありませんでした。
抑揚がなく、感情のない言い方をされました。
無表情で
まるで能面のような
ただ、セリフを棒読みしているかのような言い方でした
・腕を握られる
・肩を掴まれて離さない
などのボディタッチの他、
・胸を触られそうになり、気持ち悪いし、不快だし、鳥肌が立つほど、ムリです。
セクハラ以外にも
・突き飛ばされてます!!(目撃者あり)
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同僚の反応~女性&男性~
女性側の反応
セクハラに対する上役の対応について
娘は今、28歳なのね。
随分、昔の話なんだけど
そういえば娘が小学6年生の頃、担任の先生に放課後、いつも残されて
毎日必ず、娘だけ残すの。
放課後、2人きりになると教室のドアを閉め切って
娘の肩に手をまわしてくるんだって。
それからブラジャーの部分を服の上から触るんだって
それ、聞いた時、頭きてさぁ
すぐに教育委員会に駆け込んだんだけど、
対応が、そんな感じだったよ
何の対策もしてくれず、問題視もしてくれなかった
見て見ぬふり・・というか、
『そんなことはない』
『教師が、そんなことをする筈がない』
『教師は、そんなことはしない』
という対応だった
だから転校させたよ
教育委員会に駆け込んでも、学校に直接乗り込んでも無駄だった
Sekiリーダー「○○さんの受け取り方の問題」と言われたことに対して
セクハラって、そういうもんじゃない?その人がセクハラって言ったらセクハラなんだよ。受け取り方の問題って、セクハラって受け取ったらセクハラなんだよ。
HR・T梨さん『触られそうになったけど、触られてませんよね。触られてなければセクハラじゃありません。』発言に対して
ボディタッチされてるし!触られてるじゃん!
突き飛ばされた件について
よく怪我しなかったね。Iって体大きいよね。まともに体当たりされて捻挫しなかったのって奇跡だよ。
もし怪我していたら対応は違っていたのかな?
上役もHRも何の対策も取らないことに対して
研修中から問題起こして、配属されてからも問題起こして、それでも契約終了にならないんだ。派遣なのに。
※Iは研修中、問題児とされる複数の証言あり。
ハラスメント加害をしたい人は『したい放題』だね。厳重注意のみで済んじゃうんだから。
まるでハラスメント天国だね。
同僚・男性側の反応
数名の男性に聞いてみました。
Sekiリーダーは、ボディタッチは『セクハラではない』と言っていました。
男性が女性の体に触るのも、胸やお尻でなければ『セクハラではない』そうです。
この辺のところを数名の男性に聞いてみました。
男性側も気を付けなければいけなくて、
不用意に女性の体に触れちゃいけない。
腕や肩でも触れない様に、接触しない様に気を付けてる。
間違って触れちゃったりしたら大変なことになるし
前の会社で、胸元が開いた服を着ていた女性がいたけど見ないようにしていた。
セクハラって言われかねないし。
ともかく、今の時代は女性の体に触れられない。
恋人とか夫婦なら別だけど、ただの同僚という関係で女性の体に触れちゃダメ。
そうそう。男性側も気を付けないと。
聴いたのは、30代~50代くらいの男性です。
アデコに対して思うこと
アデコでは、HR部は機能していませんでした。
ハラスメントに対する認識が甘いです。
というよりむしろ
ハラスメントがあっても、無かったようにしようとする意図を感じました。
なぜアデコは、
I(加害者)を選んだのだろう
Iは一般オペレーター。財務もできず、外国語対応もできません。
一方で
ヒロコさんは、外国語対応。英語を話せます。
ヒロコさんを手放し、Iを残しても
アデコにとって何のメリットもないような・・・
本当に『I(加害者)を残した』、言い方を変えれば『Iを選んだ』のは、アデコにとって有益だったのだろうか。
疑問が残ります。
※ヒロコさんもIも60代以上です。
前回はともかく、
前回のブログ↓参照
『中身の濃い3か月だった~女同士のトラブル編~』
https://arafif-zero-start.com/trouble-between-women/
(女同士のトラブルでは、私に非がありました。)
今回は『私に非がない』ことは上役もHR部も認めています。
なのに面談では、『私が悪い』方向へ話が向かってしまいます。
なぜ?
その上、アデコは(上役もHR部も)
I(加害者)の事情や人権ばかり、言っていました。
私やヒロコさんの人権は軽視していました。軽視しているように感じました。
ヒロコさんは『残る』ことを希望していましたが、何の対策も取られず、I(加害者)の人権ばかり重視するのに見切りをつけ、去っていきました。
私も辞めることになりました。(『残る』ことを希望していましたが、叶いませんでした)
果たして、
アデコにとってI(加害者)を残す、という選択は正しかったのでしょうか。
🍀終わり🍀
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